週末は、ひさっびさに都内へおでかけ。
電車を乗り継いで、六本木の
国立新美術館へ行ってきましたー。

モダン建築を見るの、好きなんです。
ここの設計は、黒川紀章氏だそうな。
フラクタル理論的なデザインだとか!あらっ、
フラクタルだなんてー。数学好きにはツボ?
(wikipediaより:
フラクタル)
どこも有機的なデザインで雰囲気のある、素敵なデザインでしたが、
個人的には、5階から1階を見下ろす風景が好きでした。
「ココ、いいねぇ」と言っていると、ハナも一緒に見下ろしてました。

何か、思う所ありましたか?
。。。
さて、今回のお目当てはこちら!

10年ほど前から油絵をはじめた私の母が、
公募展である蒼騎展に初入選を果たした!ということで、見に来たんです。

こちらが、母の作品。
「飯田高原」
国立新美術館に、自分の作品を飾りたい!という一心で、頑張ったのだそうですよ

もう一つ、本命の公募展には落ちてしまったとのことですが、ドンマイドンマイ。
「10年後も20年後も、生涯現役。ずっと絵を描いていたいワ」という、今年67才の母。輝いています

私は、子供たちに、いわゆる「名画」を是非ともナマで見せたい、という気持ちがあまりなくて。
結果、美術館へ連れて行く経験も少ないんですが。
(美術館は大好きなんですけど、小さな子供たちを連れて行くにはハードルが高いんで。私一人でゆっくり行きたいの!)
こういう、縁のある公募展へ連れて行く経験はありがたいなー、と思っています。
会場内をウロウロする子供たち…。

だって、「名画」ばかりが、「絵」じゃないデショ。

市井の人々が、いろんな思いで、色んな価値観で描くのも「絵」。
エーッこれが、って思うのが賞を取っていたり(笑)、 これがイイナァと思う絵が賞を取っていなかったり、
自分の好みはこういう絵なんだなぁ、という気付きを得たり、
この表現方法は、是非とも参考にしたい!なんて作品に出会ったり。
色々な楽しみ方が、あるわけです。
すでに評価が決まっている「名画」だと、なかなか、こういう楽しみ方はできないから

思えば、私の祖母も、市井の画家で油絵をやってましてね。
公募展に入賞しては、「おばあちゃんの絵を見にいこう」って、
母に連れられて良く見に行っていました。
そこで、ナンヤカンヤ、家族と勝手な感想を言い合いながら、他の絵を見ていたなー、なんて思い出し…。
めぐりめぐって、今度は私が母となり、子供たちを連れて「おばあちゃん」の絵を見にくるとはね。
子供たちにとっても、よい経験になるといいなぁ、なんて思ったりします。
。。。
結果的に、そんな環境だったから、
私も絵が好きに育ったのかもなー。
祖母も母も私も、お互いの作品はあんまり認めなかったんだけどネ(笑)
なんだかんだで、影響を受けているのかも。

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