先日、ハナの通っている幼稚園の学園祭が行われました。
幼稚園では毎年、年長さんたちが力を合わせて大きな制作を行っています。
4年前の、タロウのときも、皆で力をあわせて、とっても素晴らしい「おうち」を作っていたのでした。
過去記事
幼稚園の学園祭『みんなでつくったおうち』こんな風に、想像力を働かせて、力をあわせて、皆で大きな工作を行うって、なかなか出来ない体験ですからね。
タロウの時にとっても感動したものですから、その4年後、
ハナの時にはどんな作品が出来あがるかなーと楽しみにしておりました。
ただ、去年は幼稚園の方針で、こういう制作が中止になってしまっていたのでした。
なんて残念な!是非復活して欲しい!とやきもきしていたのですが、無事に復活。本当に良かったです。今回、ハナたちが作ったのは、
「まち」でした。
期待通り、素晴らしい!出来でした

またまた4年ぶりに、この「みんなでつくったまち」をご紹介したいと思います♪
。。。
入り口には、子供たちが作った案内板が。

中に入ると道、そして信号機がありました。

信号機も手作り!こちらが車用で、

こちらが歩行者用。

「あお」。ちゃんと中に絵もかいてある!可愛い♪

まちのあちこちには、子供たちの等身大パネルが飾ってありました。
ダンボールの上に寝転んで、子供たちがお互いに輪郭をかたどり、自分たちで塗ったんですって。

これはハナ。
道の途中で流れる川。そして橋。

。。。。
橋を渡ったその先には、神社がありました

鳥居には、「ぎんがじんじゃ」と名前がありますね。
(この名前は、神社作りチームの子供たちが決めたのだそうです)
ご本尊。これ、もともとは夏祭りのときに皆で作った御神輿じゃないかな。

この「御神輿」を作る際には、近所の神社を訪ねて、本物を見せてもらったのだとか。
神社の周りには「森」があって、

「虫」もいた。芸が細かい!

神社の脇には、こんなのがあったよ。「えま」

「ねがいごとおかいてください」
ダンボールで作った絵馬には、思い思いに願い事が書かれてありました。

良く見ると、こんな言葉が。

「

あいどる

になりたい」
「せかいでいちばんかけっこじょうずになりたい」
おみくじコーナーもありました。

「おみくじのやりかた」とありますね。
出てきた割り箸の色で、吉凶が分かるらしい。

しかし、良くみると
「あおきち」「きんきち」「ぎんきち」「だいきち」「しろきち」「くろきち」「そめきち」って…
(「吉」しかないじゃぁないか!w)
神社の脇には、お守りも売られていました。

フェルトと、毛糸と、綿で作ったお守り。色が可愛い!
。。。
神社を出たまちの中には、色々なお店があります。
こちらは、はとサブレーやさん。

自分たちで、「はとサブレー屋さんをつくりたい!」と提言したのだそうですよ。
実は先だって、年長さんが皆で鎌倉に遠足に行ったのですが、その際に「鳩サブレ」のお店でお土産を買ったということなのですが。
その経験が、ちゃんと活きているんですね。
ショップの全貌は、こんなかんじ。

ガラス張りのカウンターが表現されている様子が分かります。
その奥には、手作りの「はとサブレーバッグ」が壁にかかっている!

ずらりと並んだ「はとサブレー」。紙粘土で表現されています。色がリアル。

カウンターの中には、レジスターもありました。

。。。
こちらは、「かいてんずしやさん」

子供たちが一つ一つ、紙粘土で作ったという美味しそうなお寿司がずらり。

「さーもん」「まぐろ」「とろ」「たまご」「えび」

「いくら」「なっとう」「てっかまき」
ネタの横にはシャリがあって、

お寿司屋さん用の「ぼうし」まで作られていました!

すごいなぁ。これで遊んだら、楽しそうだねぇ。
お皿、コップ、しょうゆ差しコーナー。

このお寿司制作カウンターからのれんをくぐると、

テーブルと椅子がありました。

テーブルにはメニューが備え付けてある。


さーもん 10こ 400円
まぐろ 10こ 100円
あまえび 1000円
いわし 1000円
てまきずし 100ト 3480
うなぎ 200円
こどもたちは、お寿司コーナーでお好みのお寿司をチョイスし、紙皿に乗せ、

その紙皿を紐のついたクリップに挟む。
紐は、テーブルの周りをぐるりと張り巡らされており、紐をぐるぐる回すと、お皿が回転するという仕組みのようです。

とってもいいアイデア!
なんだけど、今ひとつバランスが悪く、ぐるぐるお皿を回すと、お皿がひっくり帰ってお寿司が落ちてしまうというのはご愛嬌(笑)
お寿司のお皿、値段表。

こういうプレート、あるある。それにしても、皆よく見てるなぁ。
「おもちかえり」の見本もありました。

美味しそうだなぁ。食べたい。
。。。
こんなお店もありました。
ここは、大盛況の「どんぐりころがしやさん」

板の上から、どんぐりを転がして遊ぶゲーム。
子供たちのなかで一番人気でした。

たくさんの木材を自分たちで工夫して貼付けたのだそう。
ここには「ピタゴラスイッチ」とかかれてありますね。大作です!

。。。
それにしても、素晴らしい「まち」でした。
前回の記事でも書きましたが、
この幼稚園では、子供たちの自主性をとても大事にしてくれるので、
この「みんなでつくったまち」の制作にいたっても、
チームごとに皆それぞれ、子供たちなりの工夫を凝らしてアイデアを出し合い、制作にあたった様子でした。
こういった工作物を見ると、子供たちがいかに良く見ているか、良く考えているか、経験を糧にしているか。ありありと実感して感動します。
自由な発想力、そしてイメージしたものをしっかりと形作る実行力も素晴らしい。
ひとりひとりの息づかいが伝わってくるような、素晴らしい作品群でした。
先生方も、皆をまとめるのが大変だったと思いますが、
こんな場を作り、目に見える形で残してくださって、感謝でした!
。。。
この学園祭展示のあとも、年長の子供たちは
この「まち」に年少さん、年中さんも招待したりして、
遊んでいたということです。
そうそう、小学生にも大人気!
タロウも連れて行ったらずーっと居座って、夢中で遊んでましたw

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