この本、面白かったですよー。
- 数字のモノサシ/大和書房

「数」ってなんだろう。
「数」を体感してみるとどうなるの?
てなところから、
数を計るモノサシについて考える。
比較のモノサシ。比例のモノサシ。
とにかく、数字について、トコトン掘り抜いた、本です。
なにせ、寄藤さんの視点がユニークで!面白いの~~~。
絵もユーモラスで可愛らしくて、字が少なめで
図鑑形式なので、パラパラと気軽に読めるところもいい。
タロウが好きかな、と思って買い与えてみたのですが、
案の定ドンピシャ!!
ゲラゲラと笑いまくりながら、読んでおりました。
それ以来、この本から学んだらしい、こしゃくなウンチクが増えたことは言うまでもありません(笑)

「人は、サンマを30円引きで買えたら嬉しいのに、車を買うときに、セールスマンに30円引きを提案されたら逆に怒るよね~~」
とかね。
あと、「うんこにカレーをかけて食べたい」というコマがあって、
大笑いしてたなぁ…
(持ってる人は探してネ!)
寄藤さんの本に出会ったのは、この本がきっかけでした。
- 元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS/化学同人

これも、元素大好き小僧のために買ってあげた本。
ちまたの元素図鑑とはひと味違う面白さ!!
なんせ、それぞれの元素をキャラクター化して、それぞれの属性を、髪型や服装で表現しちゃったりね。
それぞれ、フルチン、アフロ、幽霊、サイボーグ、なんて属性もありですから。
笑うわ~~。
しかもそれがきちんと「理にかなっている」。
私も、読んでなるほど!と唸りました。
しかもそれが元素表にもなっている!!
おもしろーい。
案の定、彼のお気に入りの本のひとつとなって、何度も読み返していた様子です。
この本に書いてあるタングステンの沸点も暗記していたくらいだったものね(笑)
(
過去記事参照)
作者は、「大人たばこ養成講座」でも有名な寄藤文平さん。
もちろん、素晴らしいアートディレクターでありグラフィックデザイナーでありイラストレーターでもあられますが、
私の印象だと、寄藤さんは、「求道者」だと思う。
ひとつのことを、色々な角度から、トコトン考え抜く。
その道はなぜあるのか、なぜそう見えるのか。人はなぜそう考えるのか。
その求道っぷりは、哲学的でもあります。
でもその捉えかたは、堅苦しくなくて、威張ってなくて、肩肘はってないの!
そこが楽しい。
ひとつの見方しか出来ていなかったアタマに、
物事の、「別の見方」をそっと教えてくれる。
でも差し出がましくない。そんな感じ。
小学生から、大人まで気軽に読める「哲学本」といっていいのかも。
おすすめですよー!!
この本も読んでみた。
- 死にカタログ/大和書房

寄藤さん目当てで本を手にとってみたものの、
題名からして恐ろしくて、おそるおそる読んでみましたが、これも面白かったー。
「死」に対して、おどろおどろしくなく、でも真摯に、等身大に、考えている本です。
「死」は何なのか? 結局、結論はないんだけどね。
「生」を考えるには、「死」を考えるしかないんじゃないの?っていう。
結論はない。結論はないんだけど、
自分の心に一石投じるような。じわじわ来ますよ。
これも買ってみようかなーと検討中。
子供たち好きそうだ…(笑)
- ウンココロ ~しあわせウンコ生活のススメ/実業之日本社

「通になるなら、便通がいい」。
この帯、サイコー!!(笑)
これは私のために。
- 絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える/美術出版社

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