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手伝わない、手伝い方。

先日、ハナは短期体操教室のプログラムに参加してきました。
5日間のプログラム。とっても楽しかったみたい♪
やっぱり、本人が行きたい!やりたい!といいだした習い事って、イキイキしてるね。
間近で様子を見ながら、思っていました。

またやりたいんですってー。良かったね。


。。。

でね、それはいいんですけど。
本題は、絵日記のこと。

学校の絵日記の宿題があったので、後日、

「こないだの、体操教室の話をかいたら?」

って、水を向けたんです。


そしたら、最初は「うん、そうだね♪」 って調子良く書き進めていたのですが…、
いざ、絵を描く段階になって、

お母さん、火って何から出来ているの?
「絵がかけない~~。おかーさん、かいてーー」

ええええむかっDASH!
どういうこと!?


良く聞くと、

平均台の絵を書きたいのだけど、「立体に」描くことが難しい。
人が、動いている絵を書くのが難しい。

→うまくかけないから、手伝って欲しい。

だそうな。




ハナちゃん、いつも上手にお絵描きしてるじゃない!
そんな風にかけばいいじゃないー!
絵はね、上手下手なんてないんだよ。
書きたいようにかけばいいんだよ。


って言ったんですけどね、
うーん、でもー、とグズグズ言ってなかなか書き進めない。


そうか。

彼女の頭の中で、「描きたいイメージ」があるのだけど、
うまく、手が動かない。
だから、苛立ってしまうのね。
お母さんのほうが上手に描ける、と思っているから、
手伝ってほしい、と思うんだね。




でも、私は手伝いたくありませんでした。
チャチャチャっと私が描いてしまったり、具体的なコツを教えてしまうのは、簡単なことなのだけど、
そうすると、お母さんの絵のほうが、ハナの絵より良い、という答えになってしまう。
絵のかきかたに「正解」「不正解」がある、と思われてしまう。
私は、前にも記事にかきましたが、
断じて、そんなことはないと思うの!!

過去記事
「絵について子供になにを教えるか」
「おえかきウォッチング」


極論を言うと、絵に、優劣は決してないとおもう。
みんなちがって、みんないいんだよ。


子供が描く絵は、子供が自ら得たいと思って得たスキルで、感じたままに描くのが一番いい。
付け焼き刃なんか付けないで、
ハナちゃんが描ける絵を、感じたままに、描くのが一番いいのよ!
それが、一番ステキな絵なのよーー!


なんて励ましているうちに、
ああ、私の役割って、こうやって励ますことなのかなって。

絵に限らず、すべてのことについて、

アナタは、アナタの(スキルの)ままで、ありのままが、
一番ステキなんだよって。
そっちのほうが、輝いてるって。

そんなことを言って、励ますのが、母として、親としての役割なのかしら…。


と、ぼんやりと思ったことでございます。



。。。


そうこうするうちに、彼女も諦めたのか、

「平均台は難しそうだから、マット(で運動している)絵を描く」

ということになり、

マットと女の子の立っている絵を書き出していたのですが、



「マットの横で、人が座っているところがかきたいの!でも描けないーー」

とか言い出すもんですからね。


お母さん、火って何から出来ているの?
「人が座ってる絵が描きたいの!?
ほら、じゃぁお母さんを見て描けばいいじゃない!こんな感じでしょ!」


って、私、化粧しながら(お出かけの準備中だったの…)
ハナの前でやおら体育座りして、ポーズをとってあげたりね。


お母さん、火って何から出来ているの?
「あ、わかった! おかあさん、動かないでーー」

とか、大騒ぎしながら書き上げた絵がこちらですよ。


ちなみに、私は、絵に関する具体的なアドバイスは、
最後まで一言も言いませんでした。



そのなかで彼女は彼女なりに試行錯誤して、

マットの耳とか、縫い目が緑だったとか、
すごく細かいところにも気持ちと目が届いて、表現してます合格


私がポーズをとってあげた「マットの横で待つ人」の絵はこちら


うん、こちらもすごく良く見て、表現できてますラブラブ




○○○のたいそうきょうしつにいきました。
へいきんだい、まっと、てつぼう、とびばこをやりました。
へいきんだいは まんなかまで つまさきあるきして、
まんなかにきたら じゃんぷをして はしっこまできたらばらんすをしました。
たのしかったです。


。。。

たかが絵日記、されど絵日記。

絵に関しては、
思い描く「完成イメージ」と、自らのスキルとのジレンマをもちつつも、
自分の力で最後まで書き抜くことができた!
そのこと自体が、尊い。
素晴らしい体験となったのではないかと思います。


テクニックを習得するのが悪いというものではない。
テクニックを教えるのが悪いというものではない。

でも、その前に、安易に人に頼らず、聞かず、
「自分が描きたいのは、表現したいのは、何か」
自分に問いかけて、
自分の力で、試行錯誤できるような人間になってほしいなと、思うのであります。


絵に限らず、全ての学習においても同じ事。

急がば、まわれ。

子供たちには、目先の「スキル」に捕われずに、
本当に学びたいことは何か。
本当に表現したいことは何か。

そこに向き合いながら、手探りで、不器用でもいいから、向き合って欲しいなと。



なーーんて思っちゃった、たかが、絵日記(笑)
ハナちゃん、描けて、良かったね♪

。。。

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