勉強は楽しい!イラストレーター古田真理子の、お仕事と家庭学習の記録。
ダンナと私、タロウの共通のお気に入りテレビ番組の一つに「飛び出せ!科学君」という番組があります。(→参照記事 )
キッチュな「科学くん」がマスコットキャラクター
少し前になるのですが、この番組の中で「東海大学海洋科学博物館 」の展示物をロケで紹介する回がありました。
「リュウグウノツカイ」(深海魚の一種)や「オヒョウ」(巨大なヒラメのような生物)の標本など、珍しい生物を出演者がテンション高く紹介する様子に、タロウがすっかりトリコになってしまいまして。
「あそこ、いきたい!」
「そうだね、あの博物館は俺も行きたいな」
ダンナも珍しく乗り気w
ということで、夏休みの家族旅行として。
静岡県は清水にあるこの博物館に、行ってきました。
館内は水族館、マリンサイエンスホール、メクアリウムと分かれていました。
水族館自体は思っていたよりこぢんまりしている感じでしたが、剥製を含め、一つ一つの展示物がおもしろいものが多かったので楽しめました。
そしてなにより、展示物の横に書いてある「解説文」がなかなか読みごたえあり、興味深かったです。
世の中には大小含め、あまたの水族館があります。
私も水族館は好きなので、子供を持つ前の独身の頃から、旅先や出先でみかけると、規模の大小問わず必ずといっていいほど入ったりしてきたのですが。
しかし、水族館によっては、展示してある「モノ」自体はおもしろいのですが、その横にある解説文に今一つ不満を感じることも多いのですよね。
たとえば名前しか表記されていなかったり、文章があまり上手でなかったり、<なぜ>展示されている生物がそのような形態、生態なのかということがきちんと説明されていなかったり。
水の中の生物を見る、ということはそれ自体がおもしろいことであると思うので、見て「面白い」と感じるだけでも、それはそれで意味はあるとは思うのですが。
その生物を面白がった上で、次の「なぜ」につなげていくのが、より発展性のある深い理解になるのかなぁと思います。
展示方法や説明文などで、そういうところをうまく誘導していくのが、その水族館の「技量」なのかな、と。
そういう意味で、この水族館では、さすが大学付属の施設だけあって、解説文も奥深く、わかりやすく工夫がこらしてあり。
その辺の「技量」を感じる展示だったように思います。大変おもしろかったです。
。。。
水族館ゾーンのメイン水槽。
マンタやサメが泳いでいました。
これが見たかった!
リュウグウノツカイの剥製。
つがいで、全長3メートルほどありました
外には、津波実験水槽というものがありました。
ミニチュアで出来ている港があり(奥にあるのが防波堤のある港。手前が防波堤のない港)、そこに人工の津波をぶつけて、その影響がどう違うかを確かめます。
津波が起こった際の、海の水の動きをダイナミックに実感できて面白かったです。
マリンサイエンスホールにて。
この展示方法って最近になって開発されたのかな。
私の子供のころには、こういう展示方法は見なかったように思います。
ホルマリン漬けと違い、プラスティックは透明度が高いので、見やすく美しい上に、標本も生き生きしているように見えます
チョウチンアンコウは、親指の先ほどの大きさしかないオスが、体長40センチ以上あるどでかいメスにくらいつき、身体を一体化させて寄生します。
衝撃的ですねー。タロウの大好きなウンチクですw
今でも、骨の内部からはクジラの油がしみでてきているのだそうです。
骨全体は薄い茶色をしているのですが、油のしみでてきているところはこげ茶色になっています。
まるで上質な木材のよう。
深海魚の特徴としてよくあることですが、口が異様にデッカイです。
最近はメガマウスという名のお菓子も発売されてるみたいですが・・・(サメとはまったく無関係)
ついこっちのほうを連想してしまう(笑)
。。。
ちなみに、博物館の隣に、自然史博物館 が併設されていました。
こちらも行ったついでに見に行ったのですが、予想外に良かった!ので、レポしてみたいと思います。
それについては次回。
Author:ふるまり
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イラストや漫画の仕事をぼちぼちやっています
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