タロウが、また何かリビングで
「仕掛けて」いました。
いったい何を作りたいのか不明ですが、本人は何か思うところがあるらしく、セッセセッセと作業中・・・
何やら床に
ガムテープをペタペタと貼っていましたが、あまり私は気にせず。
タロウの作業を横目で見つつ、台所で食事の支度をしていました。
んが。
そこへ、ダンナ登場。

「コラーッ!なに、床にガムテープ貼ってるんだ。
床はガムテープを貼るところではありませんっ。剝がしなさいっ」あ、怒られた


「違うのー、これ使ってるのー!
ガムテープ貼んないと、できないのー!」
タロウは
抵抗をはかりますが、
「ダメなものはダメっ。 ガムテープじゃなくて、
他の方法を考えなさい」
ダンナも譲りません。
しばらく、
「貼りたいの~」「ダメっ!」
という
押し問答が続いていました。
台所から、
「じゃぁ、お父さんと一緒に、他にどんな方法があるのか考えてみたら?」と、声をかけてみましたが、話し合いは
平行線の様子。最終的には

「……。」
タロウは
諦めたようで、その
「仕掛け」は放棄し、他の遊びにいってしまいました。
(その後、数時間放置されていたので、しばし後に撤去しました)
私はその様子を横目で見ながら、
あ、タロウ、
お父さんへのプレゼン、失敗したんだなぁ・・・ 。とw
まぁ、ね。
私だったら、もう少し違う対応をしたかもしれませんが。でも、
私は私、ダンナはダンナだと思うので。
少々?自由奔放な私に対し、キッチリ系のダンナ。
努力家で、私にはないスキルも沢山持っていて、ツマとして尊敬はしているのですけれど。
その反面、子供に対して、厳しいなーと思う事もあります。
が、私は、基本的にはダンナのポリシーを信じて、ダンナが「こう」と言ったことは、覆さず、子供にもそのように接そうと思っています。
(まぁ、たまに「助け舟」は出すこともありますが)
前回、
「輪ゴムをひっかけて遊ぼう」オモチャの記事の時にも少し触れましたが、
タロウには(ゆくゆくはハナにも)、
自分のやりたいことをやるために、どんな状況であっても諦めずに努力する力、をつけていってもらいたいと思っています。
そのためには、少々の困難(この場合はダンナのダメ出し)にもくじけず、
「では、どうすれば良いのか」を考える力をつけていくのが大事なのかな、と。
でも、そうやって、
「問題を乗り越えていく力」というのはなかなか
エネルギーがいるもので、そのためには、その原動力となる、
「~したい」という強い思いがなくてはダメです。
子供であれば、
遊びがその原動力となると思いますが、その遊びを通じて、
「~するためにはどうすれば良いのか」という
対応能力を、つけて行ってもらいたいなーと。
創意工夫を促すために、子供に寄り添い、補助することも大事だと思うのですが(それは、母である私の役目?)
時には今回のように、
「壁」にぶちあたることも、大事かなと。
今回その
「壁」は父親でしたが、将来、それは
学校であるかもしれないし、
社会であるかもしれない。
他人に否定、反対されることもあるのかもしれない。
でもそれに、
負けずに、キレずに、「なぜ、ダメなのか」を冷静に考え、代替案を考え、実行する力。その力があってこそ、どんな状況にも対応できる
「しなやかな生きる力」となるのではないかなーと。
まぁ、それは、子供に言っているようで、
実は自分自身に対して言っていることなのかもしれませんけどね(^^ゞ
ガンバロウともあれ、今回は、タロウは諦めてしまって
ザンネンな結果でしたが、
まぁそんなこともあるさ、と。
こんな経験の繰り返しで、ゆっくりと、彼なりに。
「しなやかに問題解決する力」を模索していってもらえればなーと。思っています。
。。。
タロウよ。父を超えて行け!

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