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みんなちがって、みんないい

先日のことです。

私が机に向かって絵を描いていると、タロウがやってきて



お母さん、火って何から出来ているの?
「おかあさんって、絵がじょうずだねぇ~~」


と、妙に感心した様子で言ってきました。





お母さん、火って何から出来ているの?
「そ、そう?ありがとう」





すると、やおら紙と鉛筆を持ち出し、






お母さん、火って何から出来ているの?
「でもぼくだって上手だよ!おかあさんの顔、かいたげるね!」




と言い出し、お絵かきをはじめました。

何やら熱心に、「こっちむいて!」と私の顔を観察し、写生のようなかきかたをしている様子。






で、描いたのが、これ。























お母さん、火って何から出来ているの?


















そうきたか。(なにが?)










多分、口元の黒いのはマスクだとおもわれ。
(私はその時マスクをしていたので)




ともあれ私は、タロウに絵を描いてもらってとても嬉しかったので。



お母さん、火って何から出来ているの?
「あら~素敵じゃない!ありがとう。とってもうれしい」



と貰いました。





すると、タロウ、まんざらでもない様子で、



お母さん、火って何から出来ているの?
「これ、いいでしょ?目とか。ぼく、これ、(本物の)目を見て、かいたんだ」




という。



そうか、この白目がちな目は、実際の私の目玉を観察して描いた結果か。なるほど( ´艸`)






お母さん、火って何から出来ているの?
「うん、いいじゃなーい♪」




というと、





お母さん、火って何から出来ているの?
「だからさ、こんどから、お母さんも絵をかくときは、こーゆー目にしてよ。こっちのほうがいいから






という。



う~ン、それはなぁ・・・。



お母さん、火って何から出来ているの?
「え~~、やだ。お母さんはお母さんの自由にかきたいもん」




お母さん、火って何から出来ているの?
「なんで! いいじゃんーこっちで描いて!」






多分、タロウも、自分の我を張りたいというところもあったのでしょう。

そこで、ちょっと真面目モードで、言ってみました。





お母さん、火って何から出来ているの?
「あのね、お母さん、タロウの絵、好きよ。とっても素敵だと思う。
でも、絵っていうのはさ、みんな、それぞれ、好きなように描いていいのよ。
どっちがいいとか、悪いとか、ないの。
タロウはタロウで、お母さんはお母さんで、自由に描くのが一番いいと思うの」






お母さん、火って何から出来ているの?
「ふ~~ん…」



と、彼は納得したのか、しないのか。
それ以上の主張はありませんでしたが。









でもね、私、これ、すごく大事なことだと思うので、子供にもきちんと伝えたい事でもあったりします。

「みんなちがって、みんないい」 ってこと。(by金子みすず)






。。。


話題は飛びますが。


5歳児にもなると、お友達の間でも
「○○が出来る」
「○○が出来ない」
「○○が上手」
「○○が下手」
ということが、気になり始めるようです。

どうやら、4歳くらいまでは「自分」しか考えられなかった子供が、集団のなかで、「自分以外」の人間が気になり出し、自分と他人の比較をし出すということでもあるみたい。


それは足し算などであったり、お絵かきであったり、習い事のあれこれであったり、なわとびであったり、自転車の補助輪であったり。
ごくたわいもないことでもあるのですが。


子供ならではのライバル心や負けず嫌いの心が、お友達同士で刺激しあったりすることも多くなっています。


それが、良い方向の刺激となれば、良いでしょう。

「○○君、××できないの~!?(ぼく出来るよ♪)」

などとと言われた時、


「くやしい。ぼくも頑張る」

と、子供の「頑張り」を引き出すことができます。



でも、逆に、言う方の立場として、

「○○君、××できないの~!?(ぼく出来るよ♪)」


が、妙な優越感であったり、他人をバカにするような意識を持つようになると、
それは私的には、あれ~~??と思うところでもあります。

優越感と、負けず嫌いの心は、
それは、紙一重でもあると思うのですけれどもね。



優越感は、もしかしたら、排他的な気持ちに繋がってしまうかもしれなくて。
もしかしたら、そういう気持ちが、将来のいじめなどに繋がる…のかも、しれません。



もちろん、他人と比較して、切磋琢磨していく努力は必要でしょう。
でもそれと同時に、
「他人は他人。私は私。ぼくはぼく」
と割り切る気持ちも、どこかで同居させなくてはならないと思うのです。


でないと、他人と平和に同居できないから。
それがきっと、他人と仲良くやっていく、共存のコツだから。







そこで大事になるのは、「ひとそれぞれ」という気持ち、つまり

「みんなちがって、みんないい」

という考えではないかと。




どちらもバランスだと思うので、
どっちがダメで、どっちがいいとは・・・一概には言えないとは思うのですが。




お絵かきには、特にその点(みんなちがって、みんないい、ってこと)が大事だと思うので、強調してみた次第です。
だってみんなおんなじ絵だったら、つまんないじゃん!!

その辺、伝わるといいな~~~。


と思った、出来事でした。




。。。。。


今回の記事は、なんだか長くなってしまいました。すみません。
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