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子供のコミュニケーション能力、ってすごい

諸処の事情があり、ハナのお友達Sちゃん(2歳)を半日ほど、お預かりしました。
タロウの幼稚園のお友達の、妹さんで、ハナも普段から良く遊んでいる、仲良しさんです。

ハナもSちゃんも、朝から一緒に過ごせるとあって、ウキウキ、ワクワクの様子。
Sちゃんはママから離れるときも、すんなりとした様子で、すぐに家に入ってなじんでくれました。

他所のお子さんをお預かりするのって、私は存外に好きかも、ですラブラブ
何が楽しいって、我が子も含め、子供たちの遊んでいる様子を、影から観察できること。
会話の様子とかも、私は関わらずに、隠れてじーっと聞いていると本当に面白いんですよね。

ああ、「子供の世界」って、こうやって構築されていくんだなーと。思います。



ハナとSちゃんは、何をするにも一緒で、行動もシンクロしちゃうのが可笑しいです。

お母さん、火って何から出来ているの?




以前、タロウの幼稚園の先生からのお話で、


お母さん、火って何から出来ているの?
「男の子と女の子は、遊び方が違います。男の子はお互いの背中を見ながら、背後で相手の存在を確認し合いながら遊ぶ。女の子は、なんでも【一緒】になりたがり、同じアイテムを持ち、同じ行為をすることを楽しみながら遊ぶ傾向があるようです」


という事を聞いた事があったのですが、なるほどなぁと。



ハナとSちゃんの様子も、Sちゃんがバッグを持ったら、ハナも持ち。
ハナがくるくる回り始めたら、Sちゃんもくるくる。
Sちゃんが電話のオモチャで遊び始めたら、ハナも電話のオモチャ…といった具合。

「一緒を楽しむ」、という行為。

確かに、これが女の子の遊び、という感じです。
親が子供と遊ぶときとはまた違い、これが子供同士の遊び方なのだろうなぁ…と、見ていて思いました。




が、しかし…
「なんでも一緒」で、「マネしたがる」子供たちは、当然、ぶつかり合うこともあり。
オモチャの取り合いや、場所の取り合い、順番の取り合いでケンカをすることも度々でした。


トラブルの発端は、本当にたわいもないことなのですが、Sちゃんが泣いてしまったり、
お母さん、火って何から出来ているの?


ハナが泣いてしまったり、と、まさに「やったりやられたり」の状態。
お母さん、火って何から出来ているの?



いつもだったら、やはり、他所のお子さんとトラブルになると、親である私自身も慌てるもので。
我が子には我慢をさせ、お友達の気持ちを慮ることで、トラブル収束をはかる傾向があったように思います。



しかし私、今回、一つの実験をしてみたのです。

それは、子供たちがケンカをはじめたとき、お友達だからといって、我が子だからといって、どちらかに肩入れするということはしない。(ごめんね、Sちゃん)

そして、「ジャッジ」をくださないこと。
諭したり、怒ったり、指示を出さない事。

もし「順番」「譲り合い」などのルールを一方が破っていたとしても、それを強く非難することもせず、まずは最初に、子供に「現状認識」をさせることを優先しました。


結論を急がず、ただ、双方の気持ちに寄り添って、あくまでも穏やかな声で、


「どうしたの? 何がしたかったの?」

「そうか、○○がしたかったんだね」

「~ちゃん、泣いちゃったね」

「悲しそうだね」

「悲しいね」

「△△ちゃん、順番を待ってたんだよね。かわって上げなかったから、悲しくて泣いてるみたいだよね」


と、気持ちを代弁してあげる、ということだけに徹していました。


トラブルの度に、当事者のひとたちの傍にじっと、ゆっくりと座り。
「異常事態」を無理に終わらせようとせず、お互いの気持ちに「寄り添う」ように務める。

これは、何をかくそう、これはタロウの幼稚園で、先生方が行っている手法なのですけれどもね(^^ゞ



すると…不思議なことに、
びっくりするくらいに短時間で「トラブル」が収束した
のです。

一度だけではなく、毎回、です。

これは、やってみた私も驚きでした。






たとえば、ある時。
座る場所の取り合いで、場所を取られてしまった片一方の子供が、大泣きをはじめました。

「取られた方」の子供の泣き方は、自己アピールも入っているので、オーバーなのですあせる
ワンワンと大声で泣く「取られた子」のそばに行き、「どうしたの?」「座りたかったの?」と聞くと、その子は「うん」と答えます。
「そうか、そうね」といいつつ、慰めていると、一方で「取った方」の子供は、子供なりに自己主張をします。
自分は~~がしたかったのだ、という自己アピール、ですね。

それももちろん一理あるので、「そうね、○○ちゃんは~~したかったんだよね」 と、これも代弁。

しかし、「取られた方」の立場にある子供は、ここぞとばかり泣いてアピールしますが、私はただ、そこで無理矢理に泣く事を止めようとせず、解決を急ごうともせず、
「うん、悲しいんだよね~」と、ひたすら同調するにとどめたのです。

大人である私は、ヤナギのようにゆらゆらと、お互いの立場に「そうね~」「そうね~」と同調する行為、だけにとどめました。


一方は泣きまくり、もう一方は頑なに譲歩しない。
ただ、私は、傍らに座り、何もしない。(でも怒った顔はしない。双方の顔を見ながら、ただ穏やかな顔で)


そんなこう着状態が、数分ほど続き、私も一瞬迷いを感じるのですが。(これは何か大人が解決法を見せなくてはならないのかな?)

でも、子供たちは必ず、劇的に落ち着きを取り戻し、自分なりに解決法を考え、歩み寄りを見せたのです!

それは本当に、「劇的な歩み寄り」と表現しても良いくらい、子供の「決意」「気持ちの切り替え」を見せてくれるものでした。


ただ、ですね。

一度でもこちらがヘタに提案してみたり、脅してみたりすると、逆に自発性をつぶしてしまうようで、ダメでした。
「そんなケンカするようじゃ、このオモチャ捨てちゃうよ~」
なんて言うと、「いいよ~」なんて返されちゃったりして(^^; 
確かに子供なりに、プライドもあるでしょうし、そんな大人の脅しはカチンときてしまうのかもしれませんね。



でも、脅したり怒ったりせず、ひたすら待っていると。
必ず、どちらからか(ま、たいていは「怒らせた方」から)「劇的な歩み寄り」を、見せてくれるのでした。

場所の取り合いであれば、「取った方」が譲ることもあれば、一緒に座ろうよ、と譲歩することもあり。
オモチャの取り合いであれば、「どうぞ」と譲ったり、または別のオモチャを持って来て、トレードを提案してみたり。


それぞれの解決法は、大人から見ると「え、それでいいの?(フェアじゃないかも~)」と思うものもありましたが。
でも、子供たちは、自ら手探りで探し出したその解決法に、十分満足した様子でした。



なにより、私も。
子供たちの、大人に指示されずとも自発的に表した、相手を思いやる気持ち、譲りあう気持ち…、そのものに感動した次第です。




お母さん、火って何から出来ているの?
「よかったね!仲直りできて。また一緒に遊べるね」

と言うと

お母さん、火って何から出来ているの?

と、ふたりは涙を光らせながら爽やかに笑い、またニコニコと遊び始めるのでした。




本当に、子供の潜在的に持っているコミュニケーション能力、解決能力って、素晴らしいなぁと。


「トラブル」に会ったとき、子供はパニックをおこして、どう行動をとったら良いか分からずに泣いてしまうのかもしれません。
でもそんなとき、大人は焦らずに、まずは当人の気持ちを受け止め、「自分の気持ちを考え、相手の気持ちを聞く」現状認識をさせる手伝いをしてあげれば…

案外の事、子供は自ら「歩み寄れる」ものなのかもしれないなぁと。
思いやりも、我慢も、自己主張の兼ね合いも、大人に言われずとも、自ら育てることが出来るのかもしれないなぁと。

気づかせてもらった、出来事でした。



。。。



信頼して私にSちゃんを任せてくれた、Sちゃんママにも感謝です!
貴重で楽しい経験を、どうもありがとう。
お母さん、火って何から出来ているの?
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