タロウは軽いアトピーを持っていて、そのせいなのかは分かりませんが?皮膚のトラブルもよく起こしていました。
(今はだいぶ落ち着いてきました。ハナは全くそういうトラブルとは無縁なので兄妹でも違うんだなーって)で、しょっちゅう近所の皮膚科のお世話になっていたのですが、そのときに度々気になっていたのが、
「これは
ウイルス性のものです」
「これは
細菌性のものです」
という、お医者さんの説明。
ウイルス性だから~の薬を使ってください。
細菌性だから~はダメです。 という説明。
ウイルス性? 細菌性? それってどう違うの??
そもそも、ウイルスと細菌の違いって、何??
で、あるとき。
勇気を出して、おそるおそる、聞いてみました。

「あのー、細菌性といいますけど…、ウイルス性のものと、どうちがうんでしょうか」
で、それに対する、先生の答え。
違うから、違うと!(だからこの薬をつかいなさい、みたいな)
で、対処療法を教えてもらったのですが。
いや、私が聞きたかったのはそういうことではなくてね、もっと根源的な…ウイルスとはそもそもなんぞや、ということだったのですが。
でも。
そんなメンドクサイこと、そもそもきちんと勉強もせず、予備知識も無く、安易に人に聞く私が悪かった!
とただちに反省いたしまして。
(そこで食い下がる勇気は、私にゃーありません)で、こんな本を買ってみました。
- ウイルスってなんだろう (岩波ジュニア新書)/岡田 吉美

- ¥819
- Amazon.co.jp
いや、「買った」と書きましたが、実は、最初は図書館で借りたんです。
ところが、「ジュニア新書」の文字に騙されましたが、内容がそりゃーーもう濃くて濃くて!!
(ちょっとぉーこんな濃い内容の本、『ジュニア』な人が読むの?ホント? アラフォーの私は頭パンクしそうでしたよ。すごすぎるよジュニアぁぁ)で、結局、図書館の返却期限まで、読み切れなかったのでありましたよ。
なので、これは購入して、手元においてじっくり読み返すべき本であると、思い直しまして。アマゾンで購入し直した次第です。
ダイニングテーブルの上にこの本を置き、時間のあるときに、行きつ戻りつしながら、パラパラとめくり、読み続けてみました。
分からないところは読み返しながら、ゆっくりゆっくり、読み進めたので、全部読み終わるまで数ヶ月ほどかかっちゃいましたが…

でも、読んで行くうちに、そのウイルス研究をめぐる熱いドラマや、ウイルスたちの奇妙で不思議な生態にぐいぐいと引き込まれまして、ですね。
ウイルスって面白い!!私もすっかり、ウイルスのトリコとなってしまいました。

で、ちょびっとだけウイルスのことを、知り始めた私…。
そもそも最初に抱いた疑問、「ウイルスと細胞の違い」については
ウイルスは細胞よりずっとずーーーーーっと小さいモノである。
というのが、答えかなと。
だから、「生きている分子」と例えられることもあるそうです。
ウイルスの世界、奥深し!
面白いなぁぁぁ。
ウイルスのこと、もっともっと知りたい。
と思うようになった、きっかけの本でした。
萌え萌えウイルス
。。。
ウイルスは、その造形もすごくステキなんです。
極小の世界に、こんな面白い造形物があふれていたとはっ…(笑)
世界って本当に奥深い。

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