タロウが海の絵を描いて私に見せに来ました。
それがなかなか良い出来の鉛筆画だったので、

「いいじゃないー!でも鉛筆だけなのね? 色をつけてみたら?」
と仕向けてみました。タロウは

「これで完成なんだよ」
と言っていましたが…。
めんどくさいのか?色をつけるモチベーションがないのか?
なのでそこをあえて

「色をつけたら、もっと素敵になるよ! この絵、とっても素敵だから、色付きのを見てみたいな」
とプッシュ。
「わかった」とその気になり、クレヨンを取り出して色塗りしておりました。
そんで、完成したのがこちら。

ああーーー
せっかく色々書き込まれた線が、黒のクレヨンで塗りつぶされちゃってる!絵の下の方、せっかく素敵な具合に、色々アイテムを書き込んでいたのに、潰されちゃってるよーーー
(無人探査船とか、チョウチンアンコウとかリュウグウノツカイとか書き込まれてたのですが、この絵からはほぼ判別できないですねぇ)
これは「深海」の絵ということだったので、そうか深海ということで暗さをアピールしたかったらしいのですが。
黒の鉛筆線を黒のクレヨンで塗りつぶしちゃってるので、見えなくなってしまっているじゃぁないか。
もったいないことをしました。(線画の段階で記録しとけばよかったのですが、バタバタしていてそれも出来ず。無念)
しかし本人は満足の様子で「これ、あげる」と、プレゼントしてくれたので、「ありがとう!」と受け取りましたが。
本人が「これで完成」という時には、余計な口出しをしないほうがよかったなぁと。
悔やんだことであります。
でもでも…よく考えてみたら、
「私の審美眼」的には痛恨でしたが、これも彼の経験でもあるんですよね。
ま、でも何事も経験ですから、この色塗りの具合も、「失敗」も、彼の経験値として蓄積してくれるでしょう。
ほんとは、

「あー、黒で塗ったら黒の線が塗りつぶされちゃった!描いてた魚の絵とかがわかりにくくなった。どうすればいいかな?」
と気づき、自分で模索して、それで「魚だけ白で抜いてみる」とか「背景色をもう少し明るい色にしてみる」とか、私からもアドバイスを(求められれば)与え、工夫を重ねて試行錯誤して行ければベストなのでしょうが。
タロウ的にはこれでイイそーです。
だから終了っ!試行錯誤ナッシング!
ま、そもそも絵に正解はない、んだからさ。
それでいいんだよね…ウン。(言い聞かせてる)
。。。
算数と違って、絵に正解はないので、アドバイスの加減はなかなか難しいです。

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