相変わらずタロウのマンガ熱(ドラえもんに限る)は続いています。
昨日、学校図書館から借りて来た本↓
- 栄養と健康 (学習まんが ドラえもんからだシリーズ)/坂井 建雄

- ¥893
- Amazon.co.jp
私もチラチラ一緒に読んでますが、この本を借りてくるのは今回が二回目かも。
よほど気に入った本なのか? それとも一回目読んだことを忘れてまた借りて来たのか?元気一杯遊んでいたくせに、夕刻くらいから「オナカイタイ」と言い出し、日課のドリルは休止して夕飯も簡単なものをチャチャチャと食べ、リビングに所狭しとひっくり返っていたオモチャの片付けは、私に怒られながらようようやっと済ませ、
終わったとたん…

「もう、本読んで良い!?」
と叫び、いいよと言うや否や部屋に引きこもり、ただもう黙々と読み続けていました。
声をかけても、ろくすっぽ返事もしやしない!!
(もしや「オナカイタイ」は本を読みたいがための仮病なんじゃないのと疑いたくもなるが、まぁいいや)まもなく就寝時間になりましたが、恒例の就寝前の絵本の読み聞かせも拒否したので(その時間、自分はマンガを読みたいらしい)、私はハナの絵本だけ読み、電気を消して就寝。
しかし布団の中に入っていても、彼の頭の中は今読んでいたマンガの話でイッパイだったみたいです。
「…ねぇ」

「なに? もう寝るんだよ」
「…あのさぁ、ぼく不思議におもうんだけど。
ドンって足とかを叩いたら、痛いでしょ。
普通は、手をどけたら、痛くなくなるでしょ。
でも、
すっごく強く叩いたら、手をどけてもずっと痛いよ。 1分も2分もずっと痛いよ。 タイムマシンに乗って叩いてるみたい(?)
これってなんでなんだろう?」
明日は早いし、もう就寝予定時間の9時を過ぎているし、一刻も早く黙らせて寝かせたいのだけど。
話が面白そうなので、ツイ乗ってしまいました…
「……」

「……なんでだろうねぇ、
お母さんは思うけどさ、普通に叩くくらいだったら、ヒフを触るくらいで痛さはそのときだけで終わるけど、強く叩いたら、中の筋肉までその力が届いて、筋肉を傷つけてケガさせるからじゃないかなぁ?
だから、しばらくはそのケガが治るまで痛いんじゃないの…たぶん、だけど」
「でも、筋肉にはセッケッキュウもないし」
「赤血球、あるよ。 筋肉には血が届いてるんだよ。毛細血管で。だから肉を切ると血が出るんだよ」
「あ、そっか!」
「毛細血管で流れる血が筋肉に届いて、色々栄養を運んでいらないものを捨てて、筋肉がケガを直すのを助けるんじゃないの、で、筋肉のケガがなくなったら、痛いのもなくなるんじゃないかな」
「…筋肉は、伸びる力はないんだよね、縮む力だけなんだよね」
「そう。縮む力で骨を引っ張ってるの。」
「筋肉がないと、骨格って、ただ突っ立っているだけって、ホント?」
「ああ、(『生物学/キャラクター図鑑』に書いてあったな) そうだと思うよ。
だってホネだけだったら自分だけで動かしようもないし。 固いからね。筋肉がゴムみたいに働くことで、ホネを動かせるんだよ」
「骨に筋肉がついてるのって、カンセイなんだよね」
「カンセイ…? 関節のこと?」
「そうそう」
「うん、まぁ、そうだね・・・(?) 関節は骨と骨がくっついて、動かすところだよ。ヒジみたいに」
「頭蓋骨ってさぁ、関節があるの?」
「頭蓋骨は関節はないね、動かすところないでしょ」
「でも首はあるよ」
「首かぁ…!首って関節といえるんだっけな?
首は、背骨とおなじように小さなひらべったい骨が重なってて、そこが動くんだよね、ジャバラみたいに」
(今調べましたが、関節とは「骨同士の連結部のことを指す」らしいので、首も関節といえるのかも。あと顎も関節なので頭蓋骨に関節はあるという回答が正しいな)
「頭蓋骨って、いくつものホネがあつまって頭蓋骨になってるの?それとも一つのホネで頭蓋骨なの?」
「ああ、それはタロウの持ってる頭蓋骨パズルでもそうだけど、いくつものホネが集まって頭蓋骨だね、あとで見てごらんよ、合わせ目はギザギザしていて、組み合わさってるよ」
「それでさぁ…」
と、ここまで話したところで。

「ネルのーーー!」…
…
…
…
…
ハナに怒られた。
ゴメン。
でもなかなか面白い、トークだったなぁと。
寝る時間は遅くなりましたが!
最近はタロウとこういう「読んだ本の内容について語り合う」(科学本ばかりだけど;)ことが多くなって来て、なんだかすごく楽しいです。
私の答えることは間違っているかもしれないけど、色々知恵を絞ってお互いに知っていることを出し合う、話し合う、ということこそが楽しいし、大事にしたいなと思っています。
あとで調べ直して「間違ってたー!ごめん」 って言う事も多々ありますがw
(頭蓋骨の関節についてはあとで訂正しないと)
私も勉強になります。面白いなぁ。
(おまけ)
「チーーーー!」と私たちを黙らせたハナ。
「そうだね、寝ようね、ごめん」と言って黙ると、やおら

と手を挙げた彼女。

「つぎ、あーたん(ハナちゃん)のばんー!」

「そっか、ごめんね。 ハナちゃんもお話したかったんだよね。
じゃぁ、どうぞ」

「あのね…………あーたんね、」
(しばし沈黙)
「>>>>>>>>>>>○▼□×◎α△β(意味不明)」……日本語じゃなかった、残念。
。。。
でもその後しばらく、ハナの話をウンウンと聞いて寝かしつけました。
それぞれのピロートーク。

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