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歴代の有名科学者には、男と女どっちが多い?

タロウのお友達ご家族が最近ポーランドに旅行へ行って来たということで(いいなぁ!)、お土産にこんなものを頂きました。

ポーランドが世界に誇る科学者、「キュリー夫人」のデザインされた、定規。

お母さん、火って何から出来ているの?
科学好きのタロウへということで、このチョイスだったのかな。ありがとうございます!





すっかり気に入った様子で、早速愛用しております。


最近タロウは、周期表に書かれてある元素名を通じて、歴代の偉大な科学者にも関心が及んでいる様子です。

なぜかというと、
元素の名前には、歴代の科学者の名前が入っているものも少なくないのですねー。

たとえば、今年2月に112番目の新元素として認定された『コペルニシウム』は、今から500年も昔、地動説を唱えたコペルニクスから命名されています。
周期表を発見したメンデレーエフは、タロウが今一番敬愛している科学者ですが、彼の名がついた『メンデレビウム』
最近話題のノーベル賞ゆかりの、ノーベルの名がついた、『ノーベリウム』
世界でもっとも有名な科学者、アインシュタインから命名された『アインシュタニウム』
X線発見者レントゲンから命名された『レントゲニウム』

などなど。


(元素名と科学者名の関係について、子供と話したこともありました。エピソードはこちら


だから、
周期表に書かれてある元素名は、よくよく眺めていると、世界に認められた有名科学者一覧としても見えてくるんだなーって、あらためて気づかされます。

面白いですね。
ほんと、周期表って奥が深い。


頂いた定規に描かれていたキュリー夫人も、もちろん『キュリウム』という元素名になっています。
だから彼にもインプット済み!

タロウキャー
「あっ、キュリウムキュリーだー♪」


そんなこんなのある日。
タロウが、この定規をためすすがめつしながら、ふとこんなことを言い出しました



タロウ真剣
「ねぇ、お母さん。思ったんだけどさぁ!
 元素になってる科学者って、有名な科学者なんでしょ?
 なんで、女はキュリー夫人だけで、他は男ばっかりなの!?



ほおおおおお。
いいところに気がついたねぇ!
(但し、『マイトネリウム』はマイトナーという女性科学者から取っている名前なので、女性名にちなんだ元素は正しくは二つ)



私にっこり
「確かに、(科学者名)女性が少ないね!
 なんでかっていうとね。 昔は、女で研究とか、勉強をする人が少なかったんだよ。
 勉強とか、研究とか、仕事とか、そういうことは、みんな男のやることだって思われていた訳」

タロウ真剣
「なんでー?」

私目閉じ
「女は、いつか子供をうんで、お母さんになるでしょ。
 昔はね。お母さんになるんだったら、仕事とか勉強とか、しなくていい、しちゃダメ!って言う人が多かったんだよ。
 そんなことよりも、お掃除とか洗濯とか料理とか、そういうことをやりなさい、っていう人が多かったの」

私目閉じ口開け
「だから、女で大学に行くって人も少なかったし、科学者になりたいって人も少なかったの。(その当時の日本と比べると特に!)
 でも、キュリー夫人は(当時は「夫人」じゃなかったけどw)、すごく頑張って、女でも頑張って大学に行きたい、って留学をして、すごく一生懸命研究をして、ノーベル賞をとるくらいすごいコトをしたのよ。
 だからキュリー夫人はすごいんだよ」


なーんて、男と女のフェミニズムの歴史について、熱く語ってしまった私ですw

男女差別の話から、人種差別、ひいては人種差別を乗り越えてアメリカのトップにたったオバマ大統領の話まで及んだりして。



私にっこり諭し
「昔に比べたら、今はいい時代だよ。
 世界で一番強い国の大統領に、これまで差別されてきた黒人が就任したし、
 女も昔にくらべて、ずっと仕事や勉強がしやすくなった。
 女性研究者も沢山増えて来ているし、いつかノーベル賞を取る女性科学者も、もっと増えるかもしれないね!
 頭の良さに、男とか、女とか関係ないんだよ。
 タロウも、だから、女の子に負けないようにがんばんなくちゃね!



色々な問題が取り沙汰されている昨今ですが、こと『女性の解放』という問題に関しては、昔より今の方がずっといい、と信じています。


「昔より今がずっといい」と子供にはっきりと伝えることで、子供は明るい未来を信じることができるし、そしてここに至るまでは、色んな人の苦労があったことを伝える事で、

「未来をつくっていくのはアナタたちなんだよ、だから頑張って」

と伝える事もできる。

閉塞感のある昨今ですが、悲観した未来を嘆くよりも、私はこんな姿勢のほうがずっと好きだし、子供にもそういうメッセージをやって伝えて行きたい。そう思っています。




キュリー夫人も、そうやって頑張って来た訳ですが、私たちは先人がその個人の幸せのために努力してきたもの、切り開いて来たものに敬意を表し、感謝しなくてはならないなぁと。

そして、未来の子供たちのために、本当に男と女が「性別や、人種や国籍によって、やりたいことを阻害されない」という意味での「差別のない解放された社会」に、私たちも努力しなくてはならないなぁと。思うのです。


真の、差別のない、社会とはなにか。

それは、子供にヨソの人を差別させない、ということもそうですが。
親としても。
男だから、女だからといって、そのコのやりたいことを阻害するような考えは慎まなくてはならないなと。


男と女の身体能力というのは、厳然としてある訳だから、そこを無視するのはナンセンスだけれども。
その違いを認めた上で、個々人の能力を公平に評価し、機会をひろげてあげることこそが。
それが、本当の(男女の)差別がない、教育なのかもしれないなぁと。



でもさー。一方で、

タロウは男の子として、
『男だから』、力強く、弱きを助け強気をくじく。女を守る気概は持って欲しい。

という気持ちもあって。

この考えって、実は相反しているものなのかもしれなくて、でも実は成り立つかもしれなくて、微妙なバランスだと思うんですけどねー。




ま、タロウの一言がきっかけで、そんなことをつれづれと思ってしまった秋の夜更けです。


。。。

それにしても、子供とこんなことを話すのは楽しいです。
自分の考えを整理するきっかけになるし、子供に分かりやすく伝えようとすることで
自分のなかでの矛盾点にも気がつくし。
いつかこんな母を「ウザイ」と言われる日まで、会話を楽しもうと思いますw

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