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アラフォーからの哲学入門・その7

この本の感想続き。

中学生からの哲学「超」入門―自分の意志を持つということ (ちくまプリマー新書)/竹田 青嗣
¥840
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「中学生からの」と題されてますが、アラフォーからでも全然イケてるわ!と思ったw
てか、こういうジュニア向けの入門書って、良書が多いです。


去年、私がウイルスにハマるきっかけを作ってくれたこの本も、そういえばジュニア向けの入門書。
ウイルスってなんだろう (岩波ジュニア新書)/岡田 吉美
¥819
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(過去記事「ウイルスってなんだろう」「萌え萌えウイルス」



ジュニア向けの入門書って、「ジュニア」と名をつけることで、マーケティング的に損してると思う、のは私だけ?

「ジュニア」という年齢層って、人間形成的に、どの分野に向けて関心を寄せるかというのが人生のターニングポイントになるだけに、「ジュニア向けの入門書」って、各専門分野にある人が、すごーーーくわかりやすく、すごーーくかみくだいて書いてくれる良書が多いです。

これって、私みたいな人生半ばのwアラフォー世代にとっても、読みでがあるし、面白いんだなぁ。

人生勉強に、年齢制限なし。
勉強をはじめるのに遅すぎるってことはないし、ジュニア向け入門書を読むのに、ジュニアじゃないとダメってこともない、よね!?



そういえばちょっと前にベストセラーになったこの本も
新 13歳のハローワーク/村上龍
¥2,730
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ジュニア向けの本であることだし。
(でもこれは、ハローワークと題するだけに読む年齢層を選ぶかもしんないなぁ)



。。。

ま、それはともかくとして、話をもとに戻しますが

中学生からの哲学「超」入門―自分の意志を持つということ (ちくまプリマー新書)/竹田 青嗣
¥840
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この本でしたが、私が「哲学」について、モヤモヤとなんとなく思っていたことを、筆者がキッチリと文字にしてくれていて、そうそうそうよね!やっぱそうよねー!!と。目から鱗ポロポロ、痛快、って感じの読後感でした。



私はこれまで、哲学っていうと、文系のコムツカシイ代表みたいな学問かなぁというイメージで、なんとなくケムタイイメージをもっていたわけです。
自然科学というと、実用的で、説得力があって、カッコイイイメージなんだけど、
哲学は、自然科学と対極の立場にあって、机上の理論ばかりをこねくりまわす学問っていう印象。

でも、むしろ、哲学っていうのは、自然科学の礎であったんだったわねー!

ということを今更ながら、再認識した次第。



太古の昔、人間が、圧倒される自然と対峙しながら生きて来たとき。

人間は、漆黒の闇をみつめながら、その先に何があるのか、

「世界は、なにで出来ているか」

ってことを、なんだか色々と考えて来たわけですよね。



おそらく、人間が、世界の最初の秩序を見いだしたのは宗教で、だから宗教は圧倒的な存在感で人間を支配し、安寧を与えて来たのだろうけれども。

哲学は、宗教とは違うステージで、「神」という絶対の存在がいないところで、

「世界は何でできているのか、みんなで考えて行こう」

ということで成り立って来たというわけです。



だから、古代ギリシャにおいても色んな哲学者たちが、ケンケンガクガク、あれは違う、あれはどうだ、って意見を言いあい、あるいは否定しあい、世界観を深めて来た。

(余談ですが、だから古代ギリシャにおいて、ケンケンゴウゴウする、言葉ゲームみたいで生産性のないw学問というのはヒマ人の行うものであったのですよね。scholl の語源であるギリシャ語のscholeという言葉は『ヒマ』という意味でもあるらしい。労働から解放されていたヒマ人=富裕層だから学問が出来ていたということで、彼らは奴隷に色々な雑務を頼んでおけたから、学問に精を出す事ができた。奴隷制の是非はまた別の話ですが、古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、奴隷制擁護してますね)



そういった世界観を深めて行く上で、たとえばピタゴラスは「数」という定理を考えついたり、
たとえばプラトンは、世界は六つの多面体で成り立つと考えた訳。
これはあくまでも「世界の成り立ち」を考えた上での、哲学的な世界観だったわけだけど、これが後に数学の、幾何学の礎となったりする。(過去記事「多面体の魅力」)

デモクリトスは世界は「アトム」という微小な粒でできているという考え方をして、それが後の物理学の礎となったりするわけですね。


またまた、

「なぜ人を殺してはいけないのか」
「統治するということは、どういうことか」
「人間の幸せは、なんなのか」

みたいなことを考えて行くと、今度は法律や政治にも繋がっていく。

このほどかように、哲学とは、全ての学問の「礎」となる学問であったのだなぁと…。

(ちなみにまたまた余談ですが、古代ギリシャでも、すべての哲学者=ヒマ人たちは、奴隷制がないと学問を深めることができなかった訳ですね。しかしそうやって築き上げた哲学という学問の上に、自然科学がなりたち、工業が発展し、人々が豊かになり、そしてそこではじめて人間性が見直され、奴隷制廃止につながったというのは面白い話だなぁとも思う。)




。。。

ま、そんなこんなでね。
こんなに文字数を使って、私が何を言いたかったというと、

哲学をかじるのは、結構おもしろいね!!

って、そんだけ、なんですけどー(笑)
すいません


とまれ、
哲学的な考え方を身につけるということは、色んな事象や、色んな価値観に対して、感情的にならず、冷静に物事や相手の感情、思考回路を分析出来ることにも繋がるのかなと。

今後、子供が反抗期とかになって、私がすごく傷つくことがあったとしてでもですねー、

「なぜ、人間は反抗するのか」
「なぜ、相手を傷つけるような言動をとるのか、その理由は」

みたいなことを哲学的に?分析していけば、ちょっとは冷静に、対処することができるかも!?


なーんてね。
ちょっと教育分野のブログ?っぽくまとめてみましたー。
(え、まとまってない?)


。。。

なんて、私が哲学っぽく妄想をこねくりまわすことが出来るのも、
結局私がヒマ人だからでしょうか!?いやーん!
お母さん、火って何から出来ているの?

けしてヒマじゃないんですが、妄想がとまらないだけです。

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