タロウの学校の国語の勉強は、2年生になってからググッとレベルが上がっています。
やはり、特に漢字の勉強が。
1年生、2年生、3年生と、覚えなくてはならない漢字の量が加速度をつけて増えるんですねぇ。
「字を書く練習」ということを、幼稚園生のときなんかはまーーったくしてこなかったタロウなので、
(ひらがなをやっと、小学生になってからマトモに書けるようになったレベルですから!)
ここ数年の国語勉強の「加速っぷり」は、母である私が横から見ていても、
置いて行かれてないか…
ちゃんと付いて行っているか…
ハラハラしておりますヨ。
やっぱ、小学校の勉強って、すごいんだねー!(今更)
さて、そんなタロウ。
昨日は、学校の漢字書き取りの宿題を行っていたのですが。
最近は彼は「習っていない漢字」も書きたがるんですよねぇ。
(学校の宿題プリントに、習ってない漢字を書くのはどうかと思うのですが、まぁ一応意欲を汲んで書くだけは書かせてます)
今回も「これはなんて書くのー?」なんて聞いてくるので、一緒に漢字辞書を見ながら書き順を調べたりしていました。
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しかし!
宿題のために辞典を開いたというのに、宿題は放り出して
漢字辞典そのものを読みふけり出したタロウ…
「宿題」という本題から逃避するために、参考資料に没頭してしまうのは、私もよくあること(笑)
なので、気持ちはよくわかるのだけど。
ま、こういう「辞典を読む」という行為が、国語力を付けて行くのよねぇ、とは思うものの、肝心の宿題が全然進んでいないのでー。

「辞典読むのはそれくらいにしたら? そろそろ宿題しなさいヨ」
と水を向けてみました。
すると、漢字辞典をパタンと閉じた彼。

「おかーさん!この辞典読んでみて!それで、
分かった事を紙にまとめて!」
と、辞典とA4の紙を私に差し出して来た。
ええええ???
それって、
母への問題ですか!?「テーマ:辞典を読んでわかったことを600字以内で答えよ」(←問題はこんなかんじ?)
しかしですね、そういう無茶ぶり(?)に、燃えるタイプなんですワタクシ。

「ヨシわかった!やる!! 紙かして!」
てことで、タロウが宿題をしている間、隣でカリカリと。
私も頑張って、タロウからの「課題」に答えて、書いてみました。
。。。

<わかったこと>
かんじのよみ方には、「おんよみ」「くんよみ」がある。
「おんよみ」は中国がゆらいのよみ方で、
もともとはかんじが中国からきたものであることがりゆうである。
「くんよみ」は、もともと日本でつかわれていることばを、かんじにあてはめてよむようになったよみかたである。
「くんよみ」は、よんですぐにいみのわかるよみかた。
しかし、れいがいもあって、「おんよみ」でいみのわかるものもある。
→絵(エ)駅(エキ)銀(ギン)線(セン)茶(チャ)鉄(テツ)肉(ニク)本(ホン)門(モン)十(ジュウ)百(ヒャク)
これらは、「くんよみ」とおもってしまいがちだが、(よんでいみがわかるから)
じつは「おんよみ」である!
。。。
辞典の、巻末に書かれてあることを、ざっとまとめてみたのですが。
「音読み」「訓読み」って、普段あまり意識していなかったのですが、いざあらためて注目してみると、奥深い背景が分かっておもしろいですねぇ。
「絵(エ)」とか「鉄(テツ)」とかが、音読みだとは私もこれまで知らなかった!気付かなかった!
てっきり、訓読みだと思っていたよー。
タロウに「出来たよ」と言ってみせると、「ヘー」とニヤニヤしながら読んでくれました(笑)
(ま、そんだけだったけど…)
しかし、小学生の国語勉強あなどるべからず。
なかなか私にも、良い勉強になりました。
。。。
漢字の由来を見ると、
日本の文字文化の歴史にも繋がるんですね。
漢字の「音」は、古い中国語の影響が残っていますが
いつ、どの地方から伝わったかによって違うんですって。
「呉音」「漢音」「唐(宋)音」など。
仏教用語に使われている漢字は、「呉音」が多いとか、
歴史を感じますね。おもしろーい。

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