夏休み前の、話ですが。
ハナの幼稚園で、一部を中心に「小学校ごっこ」が流行っているらしい。
小学生の兄姉がいるコが中心で(ハナもその一員)
「さ、しょうがっこうにいきますよー!」
って、先生の作ってくださった「紙製」のランドセルを背負い、
ゾロゾロと教室の片隅に集まって、机を並べて、一緒に絵本を読んだり、劇をしたり歌を歌ったり、してるんですって(笑)
中には、先生役のコも出て来て、皆の前で何やらスピーチを?(勉強を教えているの?)してみたり、しているらしい。
先生から様子を聞くと、そうか、このコたちにとって、お兄ちゃんお姉ちゃんの「学校」って、そんな風に映ってるんだーと、そんな事も分かって面白い。
(もちろん、妹弟たちはそうそう学校に行ける機会もないので、彼らの「学校」も想像の産物に過ぎない訳ですが)
そんな「小学校ごっこ」を、率先して楽しんでいるらしいハナですが。
先日、幼稚園に行く前に突然「ランドセルつくる!」と言い出しましてね。
自作のランドセルをもって、登園したかったらしい。

「おかーちゃん、ランドセル(材料)の、箱とヒモ、ちょうだい!」
というので与えてみたら、
ビーッとビニールテープを切りーの

ペタペタ貼りーので

こんなんが出来上がりました。

確かに、これランドセルだ!!
その後も、
「ランドセルに入れるの。だから『れんらくちょう』つくって」
と、いうので、私も『れんらくちょう』を作ってやり

そんな私の手元を見よう見まねで、ハナも『れんらくちょう』を作りだしました。

こちらはホチキスではなく、テープで張り合わせてた。

(貼る場所、違うけどまぁいいか…)
紙片を見るうちに、「ランドセルにはフタがなくっちゃ」と思いついたらしく、
「フタ、つくるー」と言い出すハナ。

「こんなふうにしたいの」

で、ペタっとテープで貼ってました。
彼女の様子を見ていると、
「楽しい遊び」をきっかけに、イメージが膨らみ、そのイメージの延長線上に「工作」があるのだなぁと、思います。
工作は、自分のイメージを表現する手段にすぎないのですよね。
工作だけでなく、「イメージを表現する手段」として、絵もあり、歌もあり、その他の表現があるのかなぁ、とも思います。
自分で「表現する」ことは楽しいし、それによって遊びも広がるので、ますます子供は楽しいですよね!
親は、その気持ちに寄り添って、タイミングよく手助けしてあげることが、大事なのかなって。
。。。
例によってまた「登園前の突然工作」でしたが、
ステキなものが出来ました。

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