九州旅行その3。
大分のくじゅう連山の中にある、両親の山小屋に泊まりに行きました。
くじゅう連山。

「阿蘇山」と並ぶ九州の火山高原地帯で、毎年の野焼きのおかげで保たれている草原がとても奇麗な土地です。
山小屋内部。

山の中にある小さな家なのですが、
家ってやはり、「いきもの」だと思う。家主の思い入れによって輝くのですよねぇ。
父が10年ほど前に購入したこの別荘は、先日記事に書いた「かごしまのおうち」に比べて、家そのものがイキイキとしているなぁと、娘の私から見ても思います。
父はほとんど毎週末、福岡の自宅から片道高速で1時間半ほどかけてこの山小屋に行き、なんやかやと山仕事をしたり仕事をしたり、しているのだそうです。
母も、父ほど頻繁には行っていないようですが、山小屋内にアトリエをつくって、油絵を描いたり野外でスケッチしたりして、楽しんでるそう。
この別荘は、両親の近年の生き甲斐となってるみたいです。
「別荘なんて、ゼータク!」とか思ってた私なんですけどね、両親が(特に父が)イキイキと楽しんでいる様子を見て、よかったなぁと思ったりしています。
別荘=ゼータク って、思うでしょ?(私はそう思ってました)
でもね。
両親を見ていて、気付いたこと。
別荘を持つということは、家仕事が二倍になるということ。家の雑務(掃除、洗濯、庭の維持、草取り、etc)を二倍楽しむ気持ちがなければ、別荘維持なんてできないっ!!トイレマットが汚くなったから洗濯しなくちゃなとか、
サランラップが切れそうだから補充しとかなくちゃなとか、
冷蔵庫の食材が切れそうだから買っとかなくちゃとか、
庭の雑草がすごいから草刈りしなくちゃとか、
玄関マットの汚さが限界だわ掃除しなくちゃとか、
そういう雑事が、まぁ振ってくる振ってくる振ってくる。
しかもさ、せいぜいがとこ、別荘なんて行けて週末に一回でしょ?
週一でしょ?
家なんてさー、床なんて、1週間あけただけでホコリ溜まるのよ。
生活してなくたって、汚れはたまるのよ!!!
週一に行くくらいだから、出来る家事は限られていて、そうするとどうしても、優先順位がついて、「家事」で忙しいのなんの。
そんな「家事」を、父はホントに楽しそうにやってるんですよねーーーー。
いやーーー、私にはムリだわって。だって私なんか、
九州旅行から二週間ぶりに自宅に帰って来て、玄関あけたとたんに
「ひー、床がベタベタっ!お風呂場カビだらけっ!」
って発狂しそうになったもんね。
やーもー、ムリ。別荘ムリ。
実感しましたわ。
ホテルがいーっす、ホテルが。。。。
ま、冷静に考えて、子育てと家事と仕事に追われる主婦が、別荘持つなんて、とだいムリって話なんですけどね。
経済的な話もあるけど、
それよりなにより、「気持ちの余裕」的に。
別荘ライフなるものは、
子供が手を離れて、仕事も落ち着いて来た老後の楽しみくらいがちょうどいいのかもしれないなぁ。
別荘ライフとは、
オカネを払って、家事の楽しみを手に入れる、ってくらいに考えたほうがいいのかも。
。。。
ジィジが、子供たちの遊び場にって、ベランダにテントを張ってくれました。

子供たち、おーーーよろこびw

タロウはここを離れず、「きょうはここで寝たい!」とか聞かないもので。
ジィジがつき合ってくれて、一緒にマットと寝袋を入れて寝てましたよ。
(わたくしはサックリと辞退w ハナと一緒に家の中で寝た)
夜中、豪雨&雷雨になってたけど
夜中3時になって、ずぶぬれになったタロウとジィジが家の中に避難してきました…
雨があまりにも酷くて、テントの中にも浸水してきたんですって。
おつかれ!!
。。。
九州地方は発達した低気圧がずっと停滞してて、
滞在中はずっと雨が振ったり止んだりでした。
雷ピカピカしてた。
もともと、くじゅう地方は雨が多いらしいのですけどね、
星空観測が出来なくて残念だったけど、子供たちは十分に楽しかったみたい!

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