「光より早い素粒子が発見された」というニュースが発表されましたね。
ニュートリノ!
朝日小学生新聞でも一面で出てました。
(こーゆー記事が一面に載るところが好きw>朝小)
タロウに早速見せると、案の定くいついてました…
「素粒子だよね!クォークだよクォーク!」この世で最小の物質、クォークについては、1年ほど前からその存在を知るや案の定!大好きになっているタロウ。
(子供って、「最小」「最大」「最強」と冠がつくもの大好きじゃありませんか??w)
知ってるから、だから何???って突っ込まれればそれまでなんですけど。
存在そのものを、知ってることが、ワクワクすることらしい。
ま、私もそうだからヒトのこと言えないのですけどねー(笑)
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原子の構成物質、世界最小の単位「クォーク」についてはこの本にもキャラクターとして載っています。
とにかくこの本のシリーズは我が家ではバイブルなんですけども、
子供に、「クォークとは何か」を概念的に説明するのにも最適かもしれません。

「アップ、ダウン、トップ、ボトム、ストレンジ、チャーム、だよ!!」
↑その性質は、6種類あるらしいですよ(本の受け売り)
「でもさー、光より早い素粒子が発見されたかも、って、まだ『かも』なんでしょ。 まだ、ほんとかなーって、皆で確かめてるところなんでしょ。まだわかんないんでしょ」そうその通り。
タロウのほうが、より冷静でした(笑)
今、一つの研究チームが、そういう研究結果を学会に発表したところで、これを皆で検証して「どうやら、ほんとらしい」と皆で認めることで、はじめて「通説」となるわけですね。
しかも、通説となったからといって、だから「真実」とは限らない。
ほんとうの、ほんとーーーーーーの「真実」は、まだこの世の誰も分からない。
その真実を、一生懸命探求するのが科学、かもしれないけども。
かのニュートンの発見した万有引力の法則だって、アインシュタインの相対性理論によってひっくりかえったわけだし、
アインシュタインの理論だって、(光より早いものは何者も存在しない)
今回のニュートリノの発見によってひっくりかえされるかもしれない。
もちろん今の科学は昔の科学的理論によって支えられて、それによって前に進むものだけれども、
昔の科学的理論が常に正しいとは限らない。
そこが、科学の面白いところだと思うのですけどね。
ともあれ、
だから、「そのような事実を発見した、発表した」からといって、それが即イコール事実とはならない訳だ。
つまり、センセーショナルな発表に惑わされない。
ほんとの科学的思考って、そーゆーことなのだと思いますよ。
世の中には、センセーショナルに一部の発表を騒ぎ、世論をあおるような報道もありますが、そういったものに惑わされず、
子供には、科学的なニュースといっしょにそういう冷静な思考も教えて行きたいなぁと思っています。
。。。

「でもさー、光より早いのが発見されたら、タイムマシンだってできちゃうよね!!」

「えー、どうやって?」
(↑突っ込んでみた)

「だからさぁ、ニュートリノをエンジンにしてさぁ、ニュートリノと同じくらい走る入れ物をつくってさぁ…」

「だからそれは、どうやって? ニュートリノは何でもすり抜けちゃうんでしょ」

「だからそれは…わかんないけど…」
ま、所詮、彼の科学的知識っつったらその程度なんだけど(笑)
(私もだが)
でもほんとに、ニュートリノをエンジンにできたら素敵ねーー!
。。。
ニュートリノといえば、カミオカンデ。
(近年ノーベル賞を受賞した小柴教授の研究施設)
カミオカンデの施設もロマンティックでSF的で、ワクワクします。
日本未来科学館にもカミオカンデのモデル施設がありますが、大好きです。
このニュートリノのニュースでまた再注目をあびそうな予感。

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