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「恥を知れ」という事

タロウとハナは最近、学校と幼稚園帰りにスイミングスクールに通っています。
タロウには直接学校帰りに行って貰った方が何かと便利なので、ランドセルを背負ってそのままスクールに行って貰って、そこで私とハナと待ち合わせるというパターン。

…なんですけどね。
最近、スイミング教室での、タロウのマナーの悪さが酷くって、ちょっと目に余って来てました。

私がスクールのフロントに到着して様子を見たら、タロウは
フロント前で奇声を上げながら怪獣のまねごとをしていたり
ふざけあってお友達と体当たりしまくってプロレスごっこをしていたり

その都度、クォラーーーーーッと怒ってはいたのですけどね。

ま、そこは子供クラスが多いスイミングスクールなので、たまに元気の良い男の子は確かにいるけれども。
それでも、最近のタロウの態度はちょっと酷かった。

昨日などは、同級生の友達の弟(幼稚園年長)Tくんと、意気投合したのかどうなのか
プールサイドでも小突きあってふざけていて、
あげくのはては、プールからあがってきて更衣室で奇声をあげながら、その弟くんとふざけあってプロレスごっこをはじめて、
(更衣室外に居たのでしばらく気付かなかったけど、ウルサイ子がいるなぁと思っていたら、まさか我が子だったとは!!)

そして取っ組み合いふざけあいのあげく、そのTくんが、朝から歯がグラグラしていて抜けかかっていたらしいのですが、その歯が抜けちゃって、しかも、飲んじゃったって!!!

どういうこっちゃーーーーーーー!
タロウーーーーーー!!パンチ!爆弾




T君のママは、ママ友で私も仲が良かったので、タロウに対しても寛容に対応してくださり
「いいよいいよ、Tもふざけてたしー」
みたいに言ってくださったのですが、でもね!!


そもそも、
一緒に遊んでいたTくんは、幼稚園生な訳ですよ。
しかしタロウは小学校2年生にもなって、幼稚園生と一緒になって、彼がふざけていたら一緒になってふざけて、それでいいのですかっ!!!!

それでも小学校2年生ですかっ!!!!


その場でタロウを怒ったのだけど、タロウは落ち着き無くフラフラしていて私の話にウンウン素早く頷くのだけど、全く耳に入っていない様子。

てなうちに、彼が背負っているランドセルがフタが開きっぱなしだったもんだから、フラフラしている最中に中身がこぼれ出しそうになって、

ムキーーーーーーーーーッ。爆弾


そんなこんなで、私も久々に頭に血が上り、
久々に、怒・り・沸・騰 しました。


。。。


家に帰るなり、タロウに正座させて説教。


私怒り
「そもそも、スイミングスクールは、遊んでいいところですか。違うでしょう?!
プールサイドで遊んでいたら危ないし、更衣室は着替えるところであって、プロレスをするところではないでしょう?
更衣室で遊んでいたら、他の着替える人に危ないでしょう!?

T君(弟くん)が遊んでいたとしても、T君は幼稚園生でしょう。
それは違うよ、って、年上の、2年生のタロウが教えてあげないといけないのです。

それをなんですか、一緒になって遊んで、恥ずかしいと思わないのッ!!

マナーを守らない人は、お母さんはとても恥ずかしいです。
恥を知りなさい。


今、お母さんはこの事を注意しましたからね。

この事を、絶対に忘れないで。
次に、同じような間違いをするのであったら、お母さんは、そんな恥ずかしい子はいりません。
もうこの家から出て行きなさいっ!!!」



タロウもさすがにこたえたようで、ポロポロ泣きながら深く反省していた様子。

特に私が「恥ずかしい」と言ったところで、ピクリと反応したので、心に深く入ったのではないかなぁと。




。。。

思うのですけどね。

私はこの「恥を知れ」という倫理感覚を、大事にしたいと思っています。
すごく土着的で、日本的な感覚ですが、やはり私的には、皮膚感覚的にすごくしっくりくるのです。


マナーを守らないのは、恥ずかしい事。
他人に迷惑をかけるのは、恥ずかしい事。
暴力を振るうのは、恥ずかしい事。
物を盗むのは、恥ずかしい事。
弱いものいじめは、恥ずかしい事。


それは、
「人として、人間として、誇り高く生きる人間として、恥ずかしい事
なのだと思うのですよ。


でもね、「恥」を教えるのに、一つ気をつけるべきこともあるとも思っているのですが、
それは愛情もセットでなくてはならない、ということ。

そうでないと、親が「恥ずかしい」と言うときに、
「世間に向かって、あわせる顔がない」
ということになって、

それは
「子供そのものより、世間体をとった」
と、子供に誤解させてしまうことにも成りうるから。


それは違うんです。
そもそもの基準は、「世間」にあるのではなく、「自分」にある。

「自分」が、誇り高く生きるために、「恥」がある訳。

正々堂々と、胸を張って、誰が見ていなくても、自分を誇れる人間になってほしい。
自分自身を恥じない人間になってほしい。

だからこそ、
そのために「恥」の概念があるのだと、私は思うのですよ。



そのためには、日頃、たっぷりたっぷり愛情を注いで、感じてもらって、子供が
「自分がとても愛されている」
という確信が根付いてこそ、「恥」を教えることが出来るのではないかなと。

「アナタを、とても愛している。愛しているからこそ、誇り高く生きてほしい。だからこそ、恥を知って欲しい」


そんなメッセージを、子供に強く強く訴えたい。

そんな事を考えています。



。。。

そんなタロウですがね。

タロウ泣き
「もう、ボク、二度としない。もう、やっちゃいけないことを忘れない」


だそうで、

タロウ涙困り
「ボク、忘れないように書いといたから。これで、明日になっても忘れないでチャンとできるから」



…って、書いたって、何を???






後で、タロウのランドセルを置いてある棚を見たら、こんな紙が張られてた。

お母さん、火って何から出来ているの?


なんじゃこりゃ? と見ると・・・

お母さん、火って何から出来ているの?
「あ」ばれない
「し」める




…思わず笑った。「あし」?

とりあえず、本人なりにものすごく反省している様子が伺えたので、ま、いいかなーと??


(「あ」ばれない、は分かるけど、「し」めるって…?と一瞬思いましたが、「ランドセルをきちんと締める」ってことだね! 注意したこと忘れてないじゃないか)




。。。

日本人はもともと無宗教の傾向が強く、かくいう私も
宗教的信念はあまりありませんが、
宗教心篤い外国人から見ると「宗教なしでどのように子供に倫理観を教えるのか」
としばしば聞かれることもあるらしい。
このときに「宗教的倫理観」の代わりに、基盤となるのが「恥」であると、思うのです。
かつて「菊と刀」で、ベネディクトが「日本人は恥の文化で生きている」と分析したように
私も、恥の文化は日本にあると思う。
(「恥の文化」を知らしめたことで、外国に誤解も与えることありましたがそれは別の問題)
倫理観が薄れつつあると言われる日本の昨今ですが、
子供たちには、そんな世の中でも誇り高く生きていって欲しい。だからこそ、
「恥」の概念をしっかりと教えていきたいと思う、今日このごろです。
お母さん、火って何から出来ているの?
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