針金でタコ

「ねー、お母さん、見てー！　これ、タコ！」

と、タロウがこんなのを持って来た。

タ・・・コ・・・！？


タコにしては、足が短すぎやしないか。

↓ここが足、らしい。

なもんで、恐る恐る、感じたことを言ってみた。
（作品を否定しちゃうと、本人が傷ついちゃうかもなので、こういう所は神経使います）



「へー…、面白いね。　
……でも、なんかちょっと、足短い感じじゃない？？」

するとですね。




「いいんだよ、これで！だって、これは、
ジュウモンジダコだもん！」





じゅっ、
ジュウモンジダコ　！！（参考写真）




ジュウモンジダコとは、深海生物でありますよ。

ちなみに、参考資料は度々愛読しているこの本、らしい。
（元は私の本だったんだけど、今はちゃっかり子供用の本棚に収まっている。タロウの深海生物好きに貢献してます）

深海【奇妙でカラフルな深海の世界】/クレール ヌヴィアン

￥3,990

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「タコ」と銘打って、（オーソドックスな）「マダコ」ではなく、（マイナー生物の）「ジュウモンジダコ」を何の説明も無く造作する、
我が子のセンスを愛おしく思いますwww

。。。

ジュウモンジダコといえば、頭部に付いている大きなヒレで
優美に泳ぐ姿から「ダンボオクトパス」とも呼ばれているタコです。
しかし、タロウの針金タコにはその「ヒレ」が表現されていなかったのが
残念と言えば、残念(笑)
今度作るときには、付けてもらいたい…ってあるのか？

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